彼女ができた?その鼻毛で?
亀仙人:「やぁー、万次郎くん、」
万次郎:「亀さん今日はどんなご用ですかな?」
亀仙人:「ふぅーむ・・」
「実はのう、彼女ができたんじゃが・・結婚しようと思っておる」
万次郎:内心・・・えー!そ・その鼻毛で?彼女が?・・
「その彼女とは、いつ知り合ったんじゃ?」
亀仙人:「そうさのぅ・・二週間ほど前かのぅ?」
万次郎:「亀さん、そりゃー早すぎるんじゃない?」
亀仙人:「いやぁ~まいったよ。彼女が結婚してくれっていうんじゃ」
万次郎:「もう少し様子を見てからでいいんではないかい?」
亀仙人:「結婚したら、日本で仕事をしたいと言うんじゃ」
万次郎:「亀さん、今は偽装結婚の審査が厳しいから、そう簡単には
日本へ行けるとは限らんよ・・」
「それに日本語も話せんのじゃろ?」
亀仙人:「英語の教師とか仕事はあるじゃろ?」
万次郎:「それは、ちと難しいと思うがなぁ?」
亀仙人:「そういうわけで、来月結婚するから、結婚ビザの申請のときは
また、よろしく頼むよ」
万次郎:「結婚する彼女はいくつなんじゃ?」
亀仙人:「28じゃ」
万次郎:「子供はいないのかい?」
亀仙人:「いないさ」
万次郎:「28で子供もいないというのは・・」
「1年くらい様子を見てからのほうがいいと思うがのぉ」
亀仙人:「じゃ、また来るわ」
万次郎:内心・・「あの鼻毛で?・・彼女?・・」