セブ案内所

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Go To キャンペーン


「トリキ錬金術」ってご存知ですか?


トリキ錬金術とは「GoTo Eat」を逆手にとったお小遣い稼ぎのこと。


まず一品料理の単価の低い飲食店で席だけを予約してを予約します。


そして、例えば400円くらいの焼き鳥だけを注文し、ビールなどのドリンクは注文せずに水だけで済ませばお会計は400円ですよね?


次に、政府発行のクーポン(ディナーで1,000円分のポイント)を発行してもらいます。


そうすれば、差額600ポイントがせしめれます。


ちなみに「トリキ」とは焼き鳥チェーン店「鳥貴族」のこと。


鳥貴族は繁華街に行けば、あちこちにあります。


つまり、鳥貴族を複数店舗をハシゴして、これを繰り返せば差額分のポイントが稼げます。


ポイントはそのまま飲食代金に使えるため、実質現金をゲットしたのと同じですよね?


このように、「GoTo Eat」の穴をついて、せこいお金稼ぎをするのが
「トリキ錬金術」です。


そもそも、「GoTo Eat」というのは、コロナ禍の影響で大打撃を受けた
飲食業界を助けようという扶助政策のはず。


こういうことをされたら、店側はおそらく赤字になると思います。


法的に問題がないとはいえ、その仕組みを逆手にとって個人が小金稼ぎをするというのは、誰がどう考えてもキャンペーンの趣旨に反しますよね?


しかも、それをSNSで拡散するなんてのは最早「頭おかしいのか?」という話。


モラルは低いわ、自分のことしか考えてないわで
日本国民はここまで心が貧しくなったのかと。


さらに言えば、地頭の弱い政治家連中がこうしたSNSを見てようやく
「これはあかん!」と気づく始末。


なので今はもう、この錬金術は使えません。


「トリキ錬金術」なんて、少し頭の回転の早い人間なら
仕組みの欠陥を突いて、すぐに思いつくようなレベルのものです。


どうせ、仕組みを構築したのは非常に勉学ができて
優秀な成績で大学を卒業した国家公務員の人たちでしょう。


ですが、職員も政治家も、なぜ誰も気づかなかったのだろう?と思ってしまいます。


あるいは、誰かが指摘をしても、それを聞こうとはしなかったのか?


そもそも、まともな目線の奴がいないのか...?


要するに、「他人事=自分のことしか考えていない」からですよ。もっと言えば無関心。


これが今の日本が世界から大きく遅れをとり、後進国レベルに
なっている原因のひとつだと思います。



でね?あなたは「GoToトラベル」や「GoToEat」を利用されたことはありますか?


どちらも新型コロナウイルスの影響で打撃を受けた企業や事業主を
国が支援をしているキャンペーンです。


「GoToトラベル」は主に観光業、「GoToEat」は主に飲食業が対象です。


まずは「GoToトラベル」の方から簡単に説明しましょう。


「GoToトラベル」とは、かんたんに言うと、


オンライン予約でクーポンを獲得することによって、
最大旅行代金の約35%が割り引かれます。


さらに、そこに旅行代金の約15%相当の「地域共通クーポン」が付いています。
つまり、「実質半額で旅行できますよー」という形になります。


「GoToトラベル」を出張に利用している人もいるようです。頭いいですね。


で、バカにならないのが「地域共通クーポン」です。


これは現地での食事やお土産を買うのに使えます。


これは上限が6,000円と決められていて、オンライン予約をするサイトによって、
「電子クーポン」と「紙クーポン」の二種類に分類され予約する側に選択権はありません。


両方使った経験者から言わせると「紙クーポン」の方が圧倒的に使いやすいそうです。


ホテルにチェックインした際に、ホテルから提供されるからです。


一方、「電子クーポン」は自分でサイトにアクセスして発行する形となります。


さらに、そのQRコードをお店に読み取ってもらって初めて有効になります。


これが、かなり面倒だとのこと!!


使えるお店も「紙クーポン」より少ないので、何の下調べもせずに行くと、
現地でかなりイラッとすることになるそうです。


なので、予約をする際は「紙クーポン」を提供している
オンライン予約サイトを使われると宜しいかと。


ちなみに、「紙クーポン」を提供しているオンライン予約サイトは、
「じゃらん」「楽天トラベル」だけだと思います。


「GoToトラベル」の詳細は ↓ をご覧下さい。


         https://goto.jata-net.or.jp



続いて「GoToEat」です。


ほとんどの人はこちらの方が日常的に使えるものなので、
身近に感じられるかも知れません。


「GoToEat」は大きく分けて


・プレミアム食事券の発行
・オンライン予約によるポイント発行


に分かれますが、ここで話すのは「オンライン予約によるポイント発行」の方です。


仕組みとしては、まずはオンライン予約サイトで予約をします。


1人につきランチの場合で500円分のポイント、ディナーの場合で1,000円分のポイントが
後日付与されます。


「GoToEat」のすごいところは予約時に前回付与されたポイントを使っても
再びポイントが付与されることです。


例えば、予約サイトからお店を予約して
1,000円のディナーを食べたとします。


(1,000円のディナーって、どんなディナーやねん?というのは置いといて)


すると、後日1,000円分のポイントが付与されます。


そのポイントを使って
再度1,000円のディナーを予約すれば、この1,000円のディナーは実質無料となります。
(ただし消費税の支払いは必要です)


さらに、また1,000円分のポイントが付与されるという訳です。


つまり、1,000円以内であればずっと「タダ飯」にありつけることになりますね。


都市部の会社に勤めるの人はランチ代がバカにならないでしょう。


こういうのを有効に使うと宜しいかと。


ただし、世の中それほど都合よく事は運びません。


どんなものにもメリットとデメリットが常にトレードオフになっているのは常識です。


ポイントの付与に時間が掛かると、この仕組みを存分に使うことはできません。


ポイントが付与されるまでの期間は↓ のサイトに詳しく出ています。


         https://www.murakichi.net/gotoeat-hikaku


これを見るとホットペッパーや、ぐるなび、食べログなどの
メジャーなサイトはポイントが付与されるまで来店後1週間ほどの時間を要します。


それに対して「バカじゃね?」というくらい早いのが「EPARK」というサイト。


申請後早ければ1時間後で発行してくれます。


食事後にレシートを写メでアップロードしないといけない面倒さはありますが
ポイントが付与されるまでの時間が早いのはいいですね。これで毎日使えます。(笑)



「GoToトラベル」も「GoToEat」も
予約サイトに登録さえすればすぐに利用できるので
仕組みをしっかり理解して有効に活用をしてみて下さい。


こういう仕組みって「無から有を生み出す」訳です。


お金を使わなくて済む分そのお金を他の目的に使えることになります。
やればちゃんと成果が得られるのに、なぜかそれをやろうとしない。


日頃「お金がない」とか言っている人ほど、こういうことに無頓着であるように思います。

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