Happy Father's Dayに困惑・・・
M 郎:「万ちゃん、わしなぁ、結婚しようと考えとるガールフレンドから、
Happy Father's Day(父の日おめでとう)ってメッセージを
TEXTで貰ったんじゃが、やっぱ、爺としか見てくれてないんじゃ
ろうね?」
万次郎:「M郎さんや、それは違うぞぇ。確かに今日は父の日じゃが、
フィリピンには日本のように敬老の日や子供の日がないんじゃ。
だから、尊敬と敬愛の意味を込めてお祝いのメッセージを
くれたんじゃろう?
クリスマスや誕生日、母の日や父の日は、家族でお祝いをする
大切な日じゃ。M郎さんも、やがて家族の一員として考えて
おるんじゃろうて。
わしなんぞ、職場の同僚からもメッセージが届いとるぞ、へへ・・。
血の繋がった家族じゃなくても、日頃から、敬愛しているという
メッセージじゃ。別に年寄り扱いをしているわけじゃない。
そもそも敬老の日の始まりは、子供の日があるのに、老人の日が
ないのは、おかしいということが始まりで、発案されたようじゃ。
諸外国には、祖母の日とか祖父の日とかいう国も有るようじゃが、
敬老の日というのは、世界でも日本だけと聞いておる。
フィリピン人は、もともと子供や老人を大切にするから、敢えて、
そういう、日は必要ないのかもしれんのぉ。」
M 郎:「それじゃー、まだ脈はあると思ってもいいんですね?」
万次郎:「勿論じゃ、大いにあるわい。
M郎さんの誕生日やバレンタインデーにもメッセージなどを貰って
おるじゃろぉ?
フィリピン人は、自分の大切な人の誕生日は絶対に忘れんし、
何らかのアプローチをしたがるもんじゃ。
プレゼントを貰ったことはないのかな?」
M 郎:「そう言えば、彼女が、何かをプレゼントしたいとシツコク聞くので、
断ったことがありますけど・・・」
万次郎:「それが、彼女のM郎さんへの気持ちじゃ。心配はいらん」
M 郎:「まだ彼女にTEXTの返事をしてないんですが、した方が
いいですかね?」
万次郎:「そりゃそうじゃよ。有難う!って返信しておけばいいんじゃ」
M 郎:「わかりました。万ちゃん有難うね」