セブ案内所

長期留学、永住を希望されている方などにフィリピン生活で必要な情報をわかりやすく「案内人 万次郎」が会話でつぶやきます。

レッドリボン


母 親:「万次郎さん!フィリピンのレッドリボンの取り方を教えて下さい。」
    「娘がインターナショナルの学校へ入学するのに成績表にレッドリボン
     をつけて提出するように言われたんです」


万次郎:「娘さんの歳はいくつじゃな?」


母 親:「はい、今度小学校5年生になります」


万次郎:「ふ~む…」「大学入学なら兎も角も小学校へ入学するのにレッドリボ
     ンを要求するインターナショナル校は聞いたことがないな」


母 親:「はい、私の友人も日本でレッドリボンを取ろうとしたのですが、なか
     なか取れないらしくて困っているんです」


万次郎:「レッドリボンとは、日本国内で発行された公文書・私文書に外務省で
     公印確認を取得した後、フィリピン大使館で認証を求めるものなんじ
     ゃ」


    「私文書の場合は、全て英文にした上で、公証人役場で認証をもらい、
     地方法務局でさらに認証、そして外務省で認証し、フィリピン大使館
     で認証(レッドリボン)となるわけじゃ」


    「公文書の場合も同じように英文にして認証を受けるわけじゃが、公証
     人役場と地方法務局の認証は必要ないのじゃよ」


    「たとえば、娘さんの小学校が公立であれば、外務省の認証とフィリピ
     ン大使館の認証だけで済むのじゃが、私立の場合は、公証人役場の認
     証と法務局の認証が必要になるわけじゃ」


    「ドラゴンボールのレッドリボン軍って知ってるか?」


母 親:「レッドリボンはフィリピンでも取れるのでしょうか?」


万次郎:「もちろんじゃよ」
    「日本でレッドリボンを取る方が難しいし、お金も余計にかかるわけじ
     ゃ」
    「なじぇなら、翻訳料だけでも数万円もかかるし、外務省やフィリピン
     大使館は大阪と東京にしかないから、地方の人は交通費を考えたら、
     行政書士などの代行屋に頼まざるを得ないから、さらに2万円以上の
     代行料が発生するわけじゃ」


    「フィリピン国内で取得する方法は、簡単じゃ」
    「領事館で翻訳、認証してもらい、FDA(外務省)へ郵送すればいいわ
     けじゃ」
    「翻訳料も千ペソくらいだし、FDAの手数料も200ペソ以下、往復の
     郵送料も400ペソ位で済むわけじゃよ」
    「フィリピン国内では、ショッピングモールなどの旅行会社などでも
     FDAのレッドリボン取得代行をどこでもやっているわけじゃ」


母 親:「万次郎さん、そうすると日本でレッドリボンを取らないで成績表の
     原本を持ってきて、フィリピンでもできるわけですね」


万次郎:「ああ、そうじゃよ」
    「ふlリピン国内の方が、安くて簡単にレッドリボンが取れるのにどうし
     て日本で取ろうとするのかが、よくわからん」

母 親:「万次郎さん、ありがとうございました」
    「日本の友達にもシェアしてあげます」

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